微生物資材部会が終了しました
8月22日(月)台風9号の影響で心配されましたが、部会、講演会と懇親会が終了しました。特に交通機関が乱れた遠路からの参加者の方はお疲れさまでした。また、13の会員から微生物資材についてのアンケートに回答していただきました。 牧会長、門馬微生物資材部会長からご挨拶のあと、門馬部会長が議事を進行しました。
開催場所:千代田区立日比谷図書文化館 4階 スタジオプラス(小ホール)
1.微生物資材の自主表示基準と微生物資材部会の取り組み経緯について
野口勝憲副部会長から配布資料に基づいて当協議会の「自主表示基準の説明とその
流通 実態と課題」について説明。
2.アンケートの報告
門馬部会長からアンケートの狙いとして、今後部会として微生物資材の定義の明確 化、法制度のある農薬と肥料に対して、地力増進法ではVA菌根菌が指定されてい るが微生物資材の法制度上の位置づけがない状況の、効果基準、効果想定法、第三 者の認定機関の必要性などについて会員間で共通理解を持ちつつ一つの方向性を見 つけたい。アンケート回答者全員から回答内容の報告があり、質疑が行われた。
出席者:19名
3. 講演会
秋田県立大学 生物資源科学部生物科学科 教授 古屋 廣光氏が「土壌中の病原 菌の遺伝子による評価手法(根のARISA解析を中心に)を講演。
畑の健康診断における「予防」と病原菌検出には「根」を調べること重要性。 病原菌
には、1.既知の病原菌 2.未知の病原菌 3.隠れた病原菌(マイナー病 菌)があり、
隠れた病原菌にが根の健全性向上につながるという話があった。 当協議会でも、今後、
理論的な勉強とともに事例を集めて検証していく努力が必要 であると感じた。
出席者:28名
4.懇親会
古屋教授を囲んで17時から19時までレスランPRONTで行われました。
出席者:18名