土壌改良資材(特徴・施用方法・取扱会社)
 
  地力増進法指定資材の部
 
 (10) バークたい肥
 
   
【 特 徴 】  
 バークたい肥は、針葉樹・広葉樹の樹皮(バーク)が主原料で、製材工場、パルプ工場、チップ工場などから生産され、一部木片などの木質部も混入しています。
 たい肥化を促進するため、これに副原料(添加材料)として鶏ふん、尿素、硫酸アンモニウム、過リン酸石灰、米ぬかなどの肥料が添加されます。バークは、一般的には針葉樹は2年間、広葉樹は1年間を目途に堆積したものが利用されています。
 
 
【 施用方法 】  
 少なくとも播種、植栽の1〜2週間前に施用して、土壌とよく混ぜて十分土壌になじませて下さい。
  施用直後に播種、植栽する場合には施用後十分にかん水して土壌との安定を図って下さい。
  多量に施用すると、施用当初は土壌が乾燥しやすくなりますので、かん水に十分注意します。
  バークたい肥は、一旦乾燥すると吸水力が低下する性質を持っているので、乾燥させないように適宜かん水する必要があります。
【 取扱会社 】
 第一肥糧梶A高崎化成梶A富士見工業梶A全国バーク堆肥工業会、日本バーク堆肥協会、
  北海道木質土壌改良材協会