土壌改良資材(特徴・施用方法・取扱会社)
 
  地力増進法指定資材の部
 
 (9) バーミキユライト
 
   
【 特 徴 】  
 バーミキユライト(ひる石とも呼ばれる)は、黒雲母や金雲母類が風化作用等により層状の結晶構造中に水を結晶水として取り込んだもので、加水雲母類に属します。
  バーミキユライトは、極めて軽量で熱と音に対して優れた効果を有しております。
 
 
【 施用方法 】  
 野菜などに、土壌に対して2割以上を施用して効果を上げている例があります。
  植木鉢の培養土や育苗床土などには、土壌1に対し0.2〜0.5の混合割合で使用すると、植え痛みが改善されます。
 バーミキュライトは、水を一度吸水すれば、その保水性は優れるが、吸水に時間がかかります。
 また、地表面に露出すると風雨などにより、流れたりすることがありますので、土に十分に混入、あるいは覆土する必要があります。
【 取扱会社 】
 旭工業梶A岩谷産業(株)、チッソ旭肥料梶Aエヌエヌ・ケミカル梶A日東ヒル石梶Aヒルイシ化学工業梶A
  ブイエス科工梶A富士見工業梶Aベルミテック